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狭心症や心筋梗塞などの虚血性心疾患を含め、心臓病の発作や症状が起こり心臓病という診断がついたならば治療を受ける必要があります。治療の方法としてはお薬を内服する「薬物療法」、「カテーテルによる治療」、手術をする「外科治療」などがあります。さらに病院で受ける治療だけではなく生活の中で食事に注意をはらい、適度な運動を行うといった生活療法も必要です。 「薬物療法」としては、血管拡張剤(血管を拡げ血液の流れをよくする。)、降圧剤 (血圧をさげ心臓の負担を軽くする。)、抗血小板剤(血液をサラサラにして流れをよくする。)、利尿剤(尿がたくさんでるようにする。これにより心臓の負担が軽減される。)、強心剤(心臓の働きを強くする。)、抗不整脈剤(脈の乱れを直したり予防す る、)などがあります。 ★詳しくは「生活指導/薬について」を参考にして下さい。 ■カテーテルによる治療 今もっとも進歩している分野です。狭心症や心筋梗塞などの虚血性心疾患は冠動脈が痛んで狭くなったり閉塞する病気です。この冠動脈の病変部(動脈硬化で狭くなったところ)を小さい風船で内側より拡張する方法です。風船の大きさは径が2から4ミリ、長さが20ミリぐらいです。血管を拡げたのちに収縮させて抜き去ります。このために患者さんに説明するときに「風船療法」と言う医師もいます。さらに、この風船による拡張に加えて、そこが狭くならないように金網でできた筒状のチューブを血管のなかに入れる方法があります。このチューブをステントといいます。
「冠動脈バイパス手術」も狭心症や心筋梗塞などの虚血性心疾患の治療として重要です。血管の狭いところや閉塞した病変部の先に別の血管を繋いでまわり道(バイパス)をつくる方法です。「カテーテルによる治療」は比較的軽症の患者に、「冠動脈バイパス手術」はより重症の患者に選択されます。この「冠動脈バイパス手術」も手術法が最近、急速に進歩してきています。以前は人工心肺とよばれる機械を使い心臓を一旦完全に停止させなければ手術できなかったのですが、いまは心臓が拍動したままで手術する方法が普及しつつあります。同じ心臓外科手術でも身体にたいする侵襲が小さく回復も早いという利点があります。しかし、手術をおこなう術者には、より高度なテクニック が必要とされます。 ●冠動脈バイパス手術
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