手術器具紹介

心臓血管外科の長澤先生です。手術に入るときには特殊なメガネのような拡大鏡を付けます。これで小さな血管も大きく見えます。長澤先生も身長が190センチぐらいある立派な体格の持ち主ですが、拡大鏡を付けて髪の毛よりも細い糸を巧みに操っています。

このように色々とたくさんの器具があって使う場所、手順が決まっているのです。手術室にある全ての器具の名前を覚えようと思うと千種類以上あるので少なくとも数年はかかります。ベテランの看護婦さんが退職すると職場としては痛手です。

開胸器というものです。心臓を手術するときには胸の真中をまっすぐに上から下に切開します。この器具で間を押し広げて手術操作を行う空間を確保するわけです。

手術器具の保管庫の一部です。本当にたくさんの器具が洗浄して管理されています。使用する前には、もちろん再び消毒・滅菌がなされます。

ハサミといっても何十種類もあれば、ピンセットも先端の違いや大きさの違い、挟む物の違いで何十種類もあります。


冠動脈のバイパスをつなぐ部分に切開を加えるときに使うハサミです。ポッツ氏剪刀といいます。左の写真が先端の拡大です。面白い形をしているでしょ。


冠動脈にバイパスを縫い付けるときには髪の毛よりも細い糸を使って縫合します。その髪の毛より細い糸に付いた針を持つための器具です。このように用途によって細かく道具が区別されているのです。

電気メスの機械です。患者さんの身体に大きいシール(対極板という)を貼ります。その対極板と電気メスの間に電気が流れて切るわけです。切るだけでなく逆に止血もできるのが便利なところです。これは電気メスに流れる電流の出力を調整する機械です。


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