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手術室ってどんなところ? 手術室のドアの向こうについては一般の皆さんは知らないと思います。手術室の様子やシステムについて少しでも知っていれば手術の不安もいくらかはやわらぐのではないでしょうか。そう思ってこのコーナーを作成しました。
手術室のドアです。このドアの向こうが手術室です。手術中にはランプが点灯します。一日中、朝から夜まで、時には夜中まで手術が続きます。
手術室と廊下の間にある排気口です。手術室から廊下に向かって空気が出ているので鍋の蓋のような排気口が廊下に向かって空気の力で押されています。つまり手術室の中の気圧が廊下の気圧よりも高くなるように与圧されているということです。手術室のドアを開けても空気は中から外に出る一方向なので廊下から雑菌を含んだ空気が手術室に向かって流入することはありません。
手洗いは手術室で働く者の基本です。ブラシを用いて指先、指の間、手のひら、手の甲、手首、腕から肘の上まで洗い清めます。
手を洗っているところです。毎日、何度もこのように手を洗うと消毒液の刺激で手の皮膚が荒れます。医師だけでなく看護婦さんも手洗いします。爪を伸ばしたりマニキュアを塗ったり(もちろんネールアートをしたり)できず、肌はカサカサになっちゃうのが悩みです。ほんとは皆さんオシャレしたい年頃なのですけどね。
患者さんが入室する前の準備が整えられた手術室です。いざという時に不足する物品がないように入念にチェックがなされます。
一般の方々が抱く手術室のイメージの代表がこの「無影灯」です。読んで字のごとく影のできない明かりです。手元はものすごく明るくなります。確かに影はできにくいのですが、立ちはだかれば影はできます。魔法の光という訳ではありません。ある手術室勤務のベテラン看護婦さんは何年間も「無影灯」の光は身体を突き抜ける秘密の光と信じこんでいたそうです。
麻酔器とそのモニター類です。手術中は心電図、血圧はもちろんのこと身体の状態が克明にわかるように常にモニターで監視されています。麻酔科の先生が術前に患者さんを診察し最善の方法で麻酔をかけます。
手洗いが済んだ清潔の看護婦さん。手術中の医師にメスなどを手渡す係りです。手塚 治の名作「ブラック・ジャック」では「ピノコ」がやってる仕事です。
手術の流れを読み、次にどの器具を使うかを予想して手際よく手術の介助を続けます。まさに手術は(特に心臓外科の手術は)チームプレーによって成り立っているのです。
一つの手術でも100以上の器具をつかいます。その全ての器具の名前と用途を覚える必要があります。また、各個人の医者によって道具の好みがあるので「ベテランナース」になるのは大変なのです。
![]() 手術室の裏の準備室です。使い終わった器具の洗浄、片付けはもちろん、次に使うためのセットアップが行われています。多くのスタッフに支えられ手術室は成り立っているのです。
写っているのは全て手術用の糸です。これが全てではなく一部です。太さ、長さ、材質もいろいろです。また、糸だけのものと、糸の先端に針が接着されているものがあります。体内で溶けて消える吸収糸とずっと残る糸などの区別もあります。心臓外科や脳外科で血管を縫合するときに使う髪の毛の十分の一くらいの細さの糸は一本で何千円もするらしいです。
これは全てメスの替え刃です。これも大きいもの小さいもの、先が尖ったもの丸いものなど多くの種類があります。
手術が終わり掃除をしているところもう夜の12時も回ろうとしています。本当にお疲れさま。明日の手術の準備も平行して進められています。
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